こんにちは、細谷ヒロです。
神奈川県の自宅サロンで整体をしつつ音楽や日々の暮らしを楽しんでいます。
今日はカーブドソプラノサックスを買った話。
ソプラノサックスは縦に一直線の形が特徴的ですが、それを他のサックスと同様に曲げて成型したものがカーブドソプラノサックスです。
このカーブドソプラノサックス、正直なところ需要は少ないです。
曲がっているので音の抜けが悪く、音程を正しく取るのもストレートよりも難しいです。また、ストレートタイプのソプラノ特有の抜けの良い音色ではないため、現場で必要とされることがなく、仕事に使うことがないため所持している人が少ないというのが私の考える不人気の理由です。
カーブドソプラノを買うにあたって、また、引越しするにあたってアルトサックスとストレートタイプのソプラノサックスを手放すことにしました。
理由は選択と集中。
サロンを経営する人生の選択をした以上、他の人のバンドに誘われて現場に出ていける時間は今後ほとんどなくなるのではないかと考えています。
そうであれば、誰かに必要とされる楽器は手放し、自分が所有したい楽器だけ持っていればいい。
カーブドソプラノサックスは自分のルーツである”旅をしながら音楽をする”という心が踊るような気持ちを思い出させてくれる楽器です。使いづらいし、現場で求められることもないのですが、自分のワクワクする気持ちを優先させました。
音楽もシンプルに、あったらいいなは手放す。
これからもっと自分の音楽や自分の価値観に向き合っていきたいと思います。
ヒロ