暮らし

負ける前提で生きている

こんにちは、細谷ヒロです。

神奈川県の自宅サロンで整体をしつつ音楽や日々の暮らしを楽しんでいます。

この度、引越し先の物件が見つかり新天地でサロン展開することになりました。

少しだけ引越しの背景をお話しします。

コンビニよりも多いと言われている整体院・リラクゼーションサロンですが、当然競争が激化する中で需要は限られているため、参入してすぐに潰れる店は後を絶ちません。

コンビニが全国に5万店舗、リラクゼーションサロンは13万店舗ということなので、単純に計算してコンビニの2倍の数があります。

開業してから集客でうまくいかずに廃業する割合は1年で60%、3年で90%、さらに10年続くサロンは5%未満という数字が出ています。

サロン経営は一見するとキラキラした印象があるため、開業に憧れる人も多いかと思います。しかし、現実は甘くありません。

私もサロンを経営するにあたり、常に廃業が脳裏に浮かんでいる状態です。

少しでも固定費を下げるため、引越し先の物件オーナーに交渉し店舗利用の許可を得て自宅兼用のサロンにすることにしました。

しかし、いざ引越しするという段階になって、また不安に襲われることとなりました。

月々の支払いは現在の物件より4割増しです。

今でさえ貯金を切り崩しながらなんとか生活している状況。

ふと脳裏に、雇われの仕事を増やそうかという考えが浮かびます。

そうでもしないと、集客ができずにジリジリと生活が厳しくなっていく。

不安と、勝負が始まっていない段階ですでに膨らんでくる敗北感。

ワクワクした気持ちよりも不安の方が大きい毎日。

でも、やるしかないし、やっていかないと自分の人生はどうにもならない。

負ける前提で生きているから、不安に負けそうになる。

こんなにかっこ悪いことはない。自分のことを信じてあげられていない証拠だ。

自分が自分自身の絶対的な味方であれば、絶対に勝てると信じて前に進める。

負ける前提で生きることをやめ、どうやったら勝てるかを考える。

絶対に勝てる手段はある。

私は昔から競争から逃げる人生を送ってきたように思います。

争いを避けて、諦めたり譲ったり。

でも、そうやって負ける前提で生きてきて、何が欲しいのか、どういう未来を得たいのか、考えることをやめてしまっていたかもしれません。

もっと貪欲に、自分には何でもできると思って生きることができたら、どんな選択をするだろう。

絶対に勝てると信じて生きてみたい。

少なくともこの先のサロン経営は、絶対に勝つ。

負ける前提で生きてきたかもしれませんが、これからはもっと自分を信じてやってみようと思います。

応援よろしくお願いします。

ヒロ

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