こんにちは、ヒロです。
このブログは、音楽に関する記事に加え、日々の生活に関する記事も投稿していこうと思っています。今回は断捨離について投稿します。
「本棚にある読み終わった本を、もう一度手に取ることはあるか」
多方面に興味がいきやすい性格でして、新しいジャンルの事柄に挑戦するときは必ず知識を本や動画で学んでから取り組むタイプです。
音楽に関するブログを制作しておきながら、現在は主な収入を整体の仕事から得ています。
整体に興味を持ったきっかけなどはまた別に投稿しようと思いますが、やはり新しい分野の趣味や仕事をしていくにあたり、できるだけ調べてから取り組みたいと思っています。
整体は一言で言っても多種多様な手技があり、骨格を調整するようなカイロプラティックや筋肉をほぐして血行促進により不調の改善しようとする揉みほぐし、それ以外にも内臓にアプローチしようとするチネイザンというものや筋肉を包んでいる筋膜を剥がす筋膜リリースと呼ばれるものもあります。
最終的には自分の信じる手技をしていくしかないのですが、百聞は一見にしかずでそれぞれの手技がどのようにアプローチするかを実際に体験したり読んだり、動画で見て学ぶことはお客様目線で考えた時に必要だと考え、なるべく広く浅く色々な知識を入れるようにしています。
そうしてよくわからない手技に出会った時、どういう理論でそのアプローチをしているのかが気になり、ついついその分野の本に手を出すことになります。
整体のみならず、料理やコーヒー、デザインやコーチングなど、興味を持った分野はまず本を手に取ることから学び始める性分で、家には何冊もの専門書が鎮座していました。
「本棚にある読み終わった本を、もう一度手に取ることはほぼない」
この一年で、部屋をサロン仕様にするにあたってかなり断捨離を進めたとはいえ、手放すことのできなかった本はたくさんありました。
専門書で一度読んだ内容で、「あれってなんだったっけ」という疑問が湧いた時、その専門書にあたることは少なく、記憶の断片にあるキーワードをネット検索して問題解決するパターンが多いです。
一度学んだことなので、どのように検索すべきかもなんとなくわかります。
専門書も目次から適当箇所を見つけ出すよりも手早く答えを導き出すことができます。
そうなってくると、一度なんとなく記憶に定着させることができた内容の本は、もう一度読み返すということがほぼなくなります。
整体に関する本で、特に手技の内容や手順が載っている本はなんども読み返すのですが、知識や理論が書いてある本に関してはほぼ読み返すことはありませんでした。
「部屋の散らかりが集中力を削る」
あまり公言していなかったのですが、おそらく自分は軽度の発達障害を抱えていると思っています。巷で話題になり、その症状について詳細に書かれたものもあるため、自分の癖やパターンなどと比較したところ、かなり一致しているような気がしています。
ADHDの人間は、片付けが苦手で、片付いていない部屋やキッチンのシンクを見て自己嫌悪に陥ります。
物が多すぎて捨てられない傾向がある私自身、片付いていない部屋で生活する中で無意識のうちに自分に対するダメ出しをしていることがあるのではないかと予想しています。
「ミニマリストやシンプリストの生活を学ぶ」
もともと片付けられない部屋でしか過ごしたことがない自分が、どうやって片付けを学ぶのか。それは片付けができる他者と共同生活を送るか、片付けができるとはどういうことなのか、学ぶ機会を設ける必要があります。
無い袖は振れないし、知識がなければ発想にいきつかない。
片付いた部屋、生活感を減らすアイデア、自分にとって何が合っていて、それがどの程度必要なのか。足るを知る。
片付いているとは、どういう状態なのか。
生活感がないとは、どういう状態なのか。
自分に合うとは、どういうことか。
自分の生活と照らし合わせると、必要な量とはどれくらいか。
そういった基準を把握し、知識をつけることで、快適な暮らしという発想が生まれます。
物を減らすことは、より自分に集中する時間を増やしてくれる気がしています。
「家にある紙の本を全て処分した」
幸い現代では古本屋というものがあり、読み終わった本を買い取ってくれるサービスがあります。最近では自宅まで取りに来てくれるサービスもあり、今回はそのサービスを使って家にある紙の本をほとんど引き取ってもらいました。
漫画、たくさんの専門書、小説。
ずっと家にあって、読まないのに積んでいた数々の本。送り出しました。
整体の手技を参照したい本などまた読みたいと思った本を18冊まで絞り、それらはPDF化するサービスでiPadで読むことにしました。3000円弱でした。
そして家からは全ての紙の書籍が消え、本棚が1つ余ることに。
「引越し、シンプルな暮らしへ」
今まで引越しをなんども経験して来ましたが、荷物をまとめるたびにその中にときめかないものやもう必要ないもの、処分したいけれど高価でなかなか手放せないものなど、自分にとって必要ないものを引き連れてしまっていました。
今まさに引越しを検討している段階で、早ければ年明けには新しい地で再スタートを切ることになりそうです。
ものを捨てる基準も大事ですが、買う基準も大事。
部屋が混沌とした生活からはもう抜け出して、これからシンプルに、自分が必要なだけの物に囲まれてブレインフォグのない暮らしをしていければと思います。
家にある紙の本を全て処分した話。
*ブレインフォグ: ADHD患者やうつ病患者に見られるなんとなく頭がモヤモヤしていて何かものごとに集中することが難しい状態